投げる宮沢賢治-菊池雄星投手が16勝
前回に続いて、埼玉西武ライオンズの話題です。
菊池雄星投手が今年は日本球界屈指の左腕投手に成長しました。
26試合に登板、いずれも先発登板で、16勝6敗。
2010年、岩手県の花巻東高校から鳴り物入りで西武に入団した菊池雄星投手。
だが、プロ野球の水に合わなかったのか。
これまでは伸び悩み、試行錯誤し、苦しんだ7年間でした。
菊池雄星投手を見ていると。
花巻の大先輩である詩人の宮沢賢治を思い出します。
真摯な、誠実な、ある意味不器用な生き方。
雨にも負けず、風にも負けず。
そうした生き方が、花を咲かせた今季でした。
来年は、対福岡ソフトバンク戦で勝ち投手になってほしい。
そして、近い将来、米国の地で躍動してほしい。
菊池雄星投手に期待します。